おおいわ消化器クリニック

おおいわ消化器クリニック,名古屋市,中区,内視鏡

〒460-0004 愛知県名古屋市中区新栄町1-3
日丸名古屋ビル8階
TEL:052-959-5560

名古屋市胃がん検診(内視鏡)
院長ブログ

ドクターズファイル

※上記QRコードを読み取っていただきますと、一般の携帯からは携帯サイトが、スマートフォンからは、スマートフォンサイトが閲覧可能です。

大腸内視鏡検査

大腸内視鏡検査の勧め

 
 高齢化や食生活の欧米化により大腸がんになる人の数がこの30年間で約6倍に増えています。
 最近では女性のがん死亡原因の第1位が大腸がんです。

 便潜血陽性の方は全体の7%くらいで精密検査受診者の約5%に大腸癌があると言われています。
 大腸がん検診などの定期的な受診で大腸癌で亡くなる危険が60~80%減ると言われています。

 便潜血陽性の方には必ず精密検査を受けることをお勧めいたします

 発見が遅れると、適切な治療が受けられず、手遅れになることがあります。
 大腸がんは早期に発見すればほとんど治ります

●こんな症状の方には大腸検査をお勧めします。

  • 40才以上
  • 便潜血検査が陽性
  • 大腸ポリープと診断されたことがある
  • 血縁者に大腸がんの人がいる
  • 血便がある
  • 便通異常がある(便秘・下痢)
  • お腹が張った感じがする

●当院では苦痛の少ない内視鏡検査を行っています。

  • 検査は予約制です
  • 電話での仮予約も可能です(検査前に一回は受診の必要があります)
  • 鎮静剤を使用するため、胃の検査と大腸の検査を同じ日に行うことが可能です
  • 日帰りでポリープ切除を行っています
  • 高度専門施設と同等の最新の高解像度内視鏡を用いて検査しています
  • 検査当日に写真を見ながら結果を説明します(病理結果は1週間後になります)

 

当院での大腸内視鏡検査の流れ

事前に受診していただき検査の説明をした上で、前日の寝る前に内服する下剤を処方します。

検査は1日がかり(目安14時〜15時まで)と考えてください。
当日の車・バイクの運転はできません

前日は食事制限はありません。(検査食は不要)
繊維質のもの(野菜・海藻・きのこ)は控えめにしてください。
前日の寝る前に少量の下剤を内服していただきます。

当日は朝食抜き9:30頃来院していただきます。
禁止薬以外は、水分や血圧の薬などは制限ありません。
院内で洗腸剤1リットルなどを飲んでいただきます。
口直しのアメも用意しています。
午前中に腸の中をカラにします。

昼頃(原則、午前の診療終了後)から検査を始めます。

鎮静剤を使い、苦痛の少ない安全な検査を行います。
日帰りでのポリープ切除も行いますが、切除した場合、1~2週間の飲食や運動の制限が必要です。(旅行/ゴルフ/宴会など不可)

当日結果説明
検査終了後、しばらく休んでいただいてから、内視鏡写真を見ながら検査結果をお話しします。

ポリープなどの病理結果は約1週間後以降になります。 

検査後注意説明書検査結果説明書(写真付き)をお渡しいたします。

当院での大腸内視鏡検査の流れ

当院での大腸内視鏡検査の流れ

つらくない検査のために

大腸の長さは身長に近い長さがあり、曲がりくねって腹部におさまっています。そのため苦痛少なく検査を行うにはなるべく腸の曲がり角を減らすような挿入技術が必要です。これには経験と技術が必要です。
さらに、頑固な便秘の方、高齢でやせた女性の方、開腹手術を受けたことのある方などは専門医が検査を行っても苦痛を伴うことがあります。そのような方のために当院ではいろいろな工夫をして苦痛が少なくなるように検査しています。


最新の内視鏡機器
当院の内視鏡はしなやかさが調節できるようになり、腸の急な曲がり角を通過しやすくなりました。当院の内視鏡はすべて硬度可変機能や受動湾曲機能などを有しています。
また、画像強調観察(当院では狭帯域光観察 NBI )や拡大観察機能を用いてより正確な診断を行っています。


炭酸ガス送気装置の使用 ← NEW!
従来の内視鏡検査の問題点は検査中に入れた空気で、検査中・検査後にお腹が張ることでした。炭酸ガスは腹腔鏡手術など医療現場では様々なところで使用されていますが、炭酸ガスは速やかに吸収されるため内視鏡検査後の不快な症状はこれまでと比べて激減します。

鎮静剤の使用
鎮静剤を注射して心身ともに緊張をやわらげてから検査をします。年齢や体格によって適切な量を使用し、十分な注意を払って安全に検査を行います。
鎮静剤を使用した場合、自動車・バイクなどの運転はその日一日してはいけません。


豊富な経験と技術
院長は30年近い経験と30000件以上の検査経験があり、名古屋大学医学部附属病院をはじめとする東海地方の総合病院で多数の内視鏡検査・治療を行ってきました。
特に早期癌に対する内視鏡治療などには正確な診断が必要であり、これまでに養われた診断力・技術力で検査・診断にあたっています。

 
 

内視鏡専門医による質の高い検査を行います

ポリープを切除することで大腸がんによる死亡を半分にできます
アメリカでの大規模研究で、ポリープ切除を受けた人たちを20年経過観察したところ、アメリカ標準人口と比べ大腸がんによる死亡率が約50%減少したと報告されています。

内視鏡専門医による内視鏡検査を勧めます
これもアメリカでの研究ですが、大腸がんによる死亡率は、内視鏡検査を受けていない人に比べて、胃腸科専門医による検査だと65%減少、かかりつけ医の検査だと57%減少、外科医による検査だと45%減少すると報告されています。専門医による検査のほうが死亡率の減少効果が高いです

内視鏡検査の質・その1
アメリカのガイドラインでは大腸内視鏡検査の質の指標として腺腫(腫瘍のポリープ)発見率と抜去時間(観察時間)が挙げられています。
31万件の内視鏡検査で腺腫発見率の高い医師の検査と低い医師の検査とではけんさをうけた検査を受けた人の大腸がんの発症の程度が異なるという報告です。
腺腫発見率が1%増加すると3%ずつ大腸がんの発症が抑えられるのです
つまり、発見率が40%の検査医と10%代の検査医では、検査の結果大腸がんによる死亡の危険は倍以上違うという可能性があるのです。
ガイドラインではスクリーニング検査における腺腫発見率が男性で25%以上(女性で15%以上)ないと検査の質が不十分とされています。
当院での開院以来約2年間の腺腫発見率は39.0%でした。(当院の全検査なので有症状者も含みます)


内視鏡検査の質・その2
もう一つの検査の質の指標とされる抜去時間(観察時間)ですが、平均6分以上の専門医のほうが6分未満の専門医よりも明らかに腫瘍の発見率が高かったという報告があります。
検査時間は短いほうが楽であるとは思いますが、専門医の検査とはいえ観察時間は十分必要であるということのようです。
当院では平均10分程度の観察時間をかけ、十分に観察しています