おおいわ消化器クリニック

おおいわ消化器クリニック,名古屋市,中区,内視鏡

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日丸名古屋ビル8階
TEL:052-959-5560

名古屋市胃がん検診(内視鏡)
院長ブログ

ドクターズファイル

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過敏性腸症候群

こんな症状を繰り返す場合は、過敏性腸症候群(IBS)かもしれません。

  • 通勤・通学途中でおなかが痛くなる
  • 会議や試験の前にお腹が痛くなる
  • トイレのないところには長時間いられない

過敏性腸症候群(IBS)とは、主にストレスが原因で、慢性的に腹痛、下痢、便秘をくり返す状態です。

大腸がんや潰瘍性大腸炎などの病気と異なり、見た目に確認できる異常がないのが特徴です。
また単純な下痢や便秘と大きく違うのは、主な原因がストレスであることや、さまざまなおなかの症状(お腹の張り、おなかが鳴る、残便感など)をともなうことです。

おなかの症状

  • 腹痛
  • 下痢、便秘
  • おなかが張る
  • おなかがなんとなく気持ち悪い
  • おなかがゴロゴロ鳴る
  • 残便感

その他にこんな症状があることも

  • 不眠・不安感 など
  • 頭痛・疲れやすい・めまい感 など
  • 食欲不振・吐き気 など

感染性腸炎後過敏性腸症候群
感染性腸炎のあとにいつまでも腸の不調が続くことが時にあります。
これは「女性」「喫煙」「うつの既往」「心気症」「60歳未満」などの条件があると起こしやすいそうです。















過敏性腸症候群

 

治療法

多忙な毎日を過ごしていても、家に帰ったら読書やテレビを楽しむ、ゆっくりとぬるめのお風呂につかるなどの息抜きの時間を持つようにして、ストレスを軽くする生活を心がけましょう。

毎朝決まった時間に起きて、なるべく同じ時間に3食きちんと食べることで、体のリズムが整っていきます。睡眠時間が足りなくてつらいときは、朝日を浴びるとスッキリと目覚めることができます。また、短い時間でも深い睡眠を得られるように自分に合った枕を選ぶなど、睡眠環境にもこだわってみましょう。

食事療法

下痢が多い方は、腸の運動を刺激する飲食物は控えるほうが良いでしょう。これにはアルコール、カフェイン、乳製品などが含まれます。香辛料や冷たい飲食物、脂っこいものも控えるようにしましょう。
グルテンという小麦に含まれるタンパク質に過敏に反応していることもあります。一度グルテンフリーの食事を試してみても良いかもしれません。

便秘が多い方は、香辛料などの刺激の強い食品は控えて、水分や食物繊維を多く摂ることをこころがけましょう。

ガスが多く腹部膨満感の強い方は、ガス産生しやすい食事を避けてみましょう。これには揚げ物、高脂肪食、豆・ナッツ類、レーズン、プルーン、セロリ、人参、玉ねぎなどがあります。

low FODMAP diet
FODMAPという短鎖脂肪酸を生成しやすい食物を1-2週間制限して、効果があれば、徐々に再開していき、どの食物で症状が出るかを判定するという考え方です。


FODMAP : IBSの人が避けた方が良いと思われる食物

Fermentable
Oligosaccharides
発酵性オリゴ糖
フルクタン
ガラクトオリゴ糖
玉ねぎ、にんにく、ブロッコリー、カリフラワー、アスパラガス、キャベツ、麦、豆、さくらんぼ、プルーン、ナッツ
Disaccharides
二糖類
乳糖 牛乳・チーズ・ヨーグルト・生クリーム
Monosaccharides
単糖類
フルクトース リンゴ・スイカ・梨・蜂蜜・ドライフルーツ・マンゴー・アスパラガス・果物缶詰
(And)
Polyols
ポリオール
ソルビトール
マニトール
マルチトール
キシリトール
リンゴ・スイカ・梨・桃・きのこ・カリフラワー
人工甘味料:
キシリトール・マルチトール・マニトール・ソルビトール

運動療法

適度な運動は腸の働きを整える効果が期待できるほか、気分転換・ストレス解消にもなります。
ストレッチやウォーキングなどの軽い運動を取り入れてみましょう。

薬物療法

食事療法や運動療法などの生活改善だけでは症状が良くならない場合は、薬を追加して症状の改善を目指します。
医師に受診されることをおすすめします。